昨年(2018年)の夏休みに、長男がコクワガタのオスとメスを捕まえました。
その前に養殖されたカブトムシをもらって飼っていたのですが、わりとすぐに死んでしまい…。
この子(コクワガタ)たちも早いかなぁ…と内心思っていました。
しかし!
そんな悲しい予想を裏切って彼らは冬を越したのです。
2019年6月現在も元気に生きています。
特に越冬の準備をしたり、手厚く世話をしたわけでもなく、勝手に(笑)越冬していました。
今回はコクワガタたちが越冬したときの環境や実際にしていたお世話の方法をまとめてみました!
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コクワガタはどう冬を越したのか?
クワガタでももともと越冬する種類としない種類があるそうですが、コクワガタはまさに越冬する種類。
長生き(一年以上生きる)能力がある種類と寿命が短い種類とがあり、そこが越冬するかしないかの別れ道なんだそうです。
今回我が家で捕まえたコクワガタたちは、長生きする潜在能力があったということなんでしょう。
越冬したときの環境は?
前述した通り、本当に何も手をかけておらず、
21㎝程度×14㎝程度(プラケのみのサイズ)の100均(ダイソーだったSeriaだったか…)で買ったごく普通のプラケース。
そこに、ホームセンターかなんかで買ったくぬぎ昆虫マットをプラケの半分くらいまで入れて(夏場よりも多めに入れました)
↓マルカンのくぬぎジャンボマット
庭から切ってきた枝を数本と、これまたダイソーで買った昆虫ゼリーを一つ入れただけ。
↓ダイソーで買った昆虫ゼリー
上から見るとこんな感じ↓レイアウトなんてあったもんじゃない、とても雑な感じですね。
本当にこれだけ。
これを玄関の下駄箱の上にただドンと置いていました。
*2月くらいにダイソーで買った昆虫ゼリーがなくなってしまい、ネットで購入した「フジコンの樹液の森 育成50」に切り替えました↓
越冬したときお世話は何をしていた?
これもまた特に何もしておらず、しいてあげるなら、
- 定期的に霧吹き(ダイソーで購入)で昆虫マットを水道水で湿らせていた(マットが乾いたなと思ったら)
- 定期的に昆虫ゼリーを取り換えていた(表面部分が土にまみれていたら)
くらいでしょうか。
あとはコクワガタたちにとって迷惑な話ですが、
- 定期的に土を掘ってコクワガタたちの生存を確認した
これだけです。
これだけですが、我が家のコクワガタたちは見事に冬を越してくれたのです。
コクワガタとは!?
コクワガタは国産クワガタの中で最も普通の種類、つまりよく見る種類です。
コクワガタという名前から、クワガタの中でも小さい部類なのかと思いきやなんと中型。
体長は…
オスが17~54.4mm、
メスが21.5~33mm、
飼育下では最大がオスが58.1mm、メスが36.9mm
ちなみにコクワガタよりも小さいのはネブトクワガタ。
一見コクワガタと区別がつきませんが、背中(?)に縦じまが入っているのがネブトクワガタなので、捕まえた際には確認してみてください。
本日の採集では他にも、素晴らしい個体を発見することができました。
ネブトクワガタ24mmになります。10mm台のネブトクワガタしか見たことがない中の人は興奮を堪えられず…
これよりも大きな、30mm台のネブトクワガタなど想像もつきません…。 pic.twitter.com/ogs2AoCe5K— 名城大学クワガタFC (@FC00506732) May 22, 2019
コクワガタ越冬!自宅でどうやって冬を越したのか環境や世話の方法をまとめてみた!まとめ
今回はコクワガタ越冬時の我が家の環境や実際にしていたお世話方法などをまとめました。
長いこと家にいると愛着も沸いてくるもので、我が家のコクワガタたちはクワ夫とクワ子という名前が付けられています。
毎日プラケを覗くのが日課になっており、今ではなぜか子供たちではなく私がお世話をしているくらいです。
夜行性なので日中はあまり姿を見かけませんが、夜玄関の電気をつけると慌てて土の中に潜っていく姿が何とも言えずかわいいです。
やっぱりできる限り長生きしてもらいたいですよね。
しかし強さには個体差もありますし、たまたま我が家に来たコクワガタたちが強かっただけなのかもしれませんので、こればっかりはなんとも言えません。
専門店では越冬するためのセットなんかも売っているようなので、捕まえたコクワガタを越冬させたい場合は、こういうセットを購入すると安心かもしれません!