第161回芥川賞受賞作が発表、今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」が選ばれました。
令和最初の受賞ということでより特別感が増しますが、今村夏子さんは3度目の候補入り、そして受賞となったそうです。
まさに三度目の正直ですね!
今回はそんな今村夏子さんの経歴や出身校、結婚しているかなどを調査してみました。
今村夏子の経歴は?【芥川賞受賞】
今村夏子さんは、1980年2月20日生まれの39歳で広島県広島市出身。
広島県内の高校を卒業後、大阪の大学に進学しています。
大学卒業後就職はせずに、清掃のアルバイトなどを転々としていたそうです。
29歳の時に、職場で「あした休んでください」と言われ、その帰り道に「小説を書こう」と思いついたことがきっかけで小説を書き始めたんだそう。
2010年に太宰治賞を受賞し作家デビュー。
そのデビュー作を収録した単行本『こちらあみ子』で三島由紀夫賞を受賞しました。
2014年に「ピクニック」を発表後、しばらく小説の世界から遠ざかります。
その後、2016年に「あひる」で河合隼雄物語賞を受賞。
2017年に「星の子」で野間文芸新人賞を受賞、本屋大賞ノミネート。
上記2作品共に芥川賞の候補となり、今回「むらさきのスカートの女」で3度目のノミネートで受賞となりました。
「小説を書こう」というあの時の思い付きがなければ、今頃芥川賞は受賞していなかったのだから人生って不思議ですよね!
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今村夏子 出身高校は?【芥川賞受賞】
「広島県内の高校を卒業後、大阪の大学に進学、卒業」ということ以外、詳しい情報はありませんでした。
もし情報が見つかり次第追記していきたいと思います。
今村夏子は結婚している?【芥川賞受賞】
2013年に結婚され、現在は大阪市内で旦那様と2人暮らしだそうです。
旦那様に関する詳しい情報はありませんでした。
今村夏子 芥川賞受賞作「むらさきのスカートの女」の評判は?
「むらさきのスカートの女」は、近所に住む<むらさきのスカートの女>と呼ばれる女性のことが気になって仕方のない<わたし>が、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で働きだすように誘導していくという、コミカルな筆致ながらも不穏な空気を漂わせる作品だ。先の展開がまったく読めず、「小説を読みなれていない人でも読みやすい」という評判。
世間の反応をチェック!
今村夏子さんの『あひる』は行間に漂う不穏な空気が強烈な印象を残す作品だった。『むらさきのスカートの女』もあらすじ読む限り、これまた不穏っぽいね。気になる。
— tonton (@tonton110) July 17, 2019
今村夏子さん受賞かー!納得!
— 𓃻 (@akhrd) July 17, 2019
うわー!今村夏子が芥川賞!!!
超めでたい。受賞作はまだ積んでるけど、超めでたい。
デビュー作にして信じられないほどの傑作「こちらあみ子」も、読み終わった後、胸がざわつく「あひる」も、「父と私の桜尾通り商店街」という劇薬小説も、もっと読まれなければいけない。— wa_ni (@hw_ttaggg) July 17, 2019
今、仕事帰り。
今村夏子さんはいつか受賞すると思ってた!でも好き嫌いは分かれるとも思う。
— げら(gera) (@gerachang) July 17, 2019
今村夏子さんの『むらさきのスカートの女』は盗む、ということがキーワードになってる小説なんだけど(窃盗、窃視、不倫など)シチュエーションや感情によって盗むことが悪くなったり悪くなくなったりするひとびとの揺らぎがほんとこわかった。わたしにはホラー小説でした。
— 三星 円 (@mihoshi_m) July 17, 2019
「むらさきのスカートの女」を読んだ人はまだ少ないようですが、今村さんはもともと根強いファンがついている作家さんです。
今回を芥川賞を受賞したことで「むらさきのスカートの女」を手に取る人がどんどん増えていくことでしょう。
また読んだ方の感想をチェックしていきたいと思います。
今村夏子 芥川賞作家の経歴や出身校、結婚を調査!受賞作の評判は?まとめ
第161回芥川賞を受賞した今村夏子さんについて調査しました。
芥川賞受賞作品の「むらさきのスカートの女」、不穏な内容だとありましたが、あらすじを読む限り主人公はちょっとストーカーチックなのかな…という印象を受けました。
ですが今村夏子さんの他作品もとても評判が良いみたいなので、「むらさきのスカートの女」にも期待が持てそうです!
是非読んでみたいですね。